「きらりブックフェスタ2021」

11月3日(水)文化の日に晴れ渡る青空のもと「きらりブックフェスタ2021」を開催いたしました。昨年は新型コロナ感染症のために通常開催ができなかったので、久しぶりの図書館のお祭りは大変盛り上がりましたよ。
朝一番に行われたのは、「こどもの読書活動表彰式」です。今回、新富町図書館で最もたくさんの本を借りた小学生2名は、原結月さんと原菜月さん姉妹でした。結月さんは455冊、菜月さんは423冊の本を借りられていて、しかも二人とも開館以来2度目の表彰でした。結月さん、菜月さん、おめでとうございます♡

きらりブックフェスタ2021

9時半からは古本リサイクル青空市が開場しました。毎年たくさんの方がこの催しを楽しみに、9時前から並んでくださいます。皆さま、欲しい本をお持ち帰りいただけたでしょうか?
残っている本や雑誌は、11月14日まで「きらり南回廊」に設置しています。お好きなだけお持ち帰りいただけますので、よかったらのぞいてみてください。

 

さあ、10時からが本番です!

きらりブックフェスタ2021

 

大集会室では、昆虫写真家 新開孝さん講演会「昆虫のお母さんとこども」がはじまりました!
昆虫への愛情のあまりに、宮崎県へ移住して来られた新開さんがこの方です。

 

きらりブックフェスタ2021

満席の会場では、大人から子供まで昆虫や撮影に関する珍しいお話に聞き入っています。

きらりブックフェスタ2021

 

講演会終了後は持ってきた本にサインをしていただき、ファンの方々がとても喜ばれていました。
なお、11月24日まではきらり西回廊で引き続き「新開孝写真パネル展」開催中です。まだご覧になっていない方はお急ぎください。

 

きらりブックフェスタ2021

 

図書館では多読者の小学生の中から選ばれた姫島こはるさん、熊ノ迫玲音さんの小学生2名が、図書館員のお仕事体験に挑戦してくれました。好きな本のPOPを作ったり、カウンターの作業を体験したり楽しい思い出になったことと思います。2人が作ってくれたすてきなPOPは、現在図書館入り口(写真)に展示してありますので、ぜひご覧ください。

きらりブックフェスタ2021

 

同じく図書館では児童書コーナーを広く使って、図書館なぞときイベント「ひゃっか王からの挑戦状」が行われました。百科事典を使ってのなぞときはちょっと難しかったようで、ヒントを出すアドバイザーが大活躍でした。頑張ってなぞを解いてくださった皆さんには豪華景品が渡されましたよ。

きらりブックフェスタ2021


なお、現在あと数名このイベントにご参加いただけますので、興味のある方は11月14日までに図書館カウンターへお申し出ください。早い者勝ちです!

 

図書館の外に出まして、ボランティア室では「オリジナルしおり作り」が体験できました。

きらりブックフェスタ2021

 

用意されたシールや飾りパーツを使って、自分だけの「しおり」を作ります。最後にスタッフにラミネートしてもらって紐をつけたら出来上がり!
今年は「ぬりえ」は、お好きなものを持ち帰って楽しんでいただくことにしました。おうちに帰ってお楽しみがあるのもステキですよね。

たくさんの来館者の中、15時には新富町公式キャラクター「おとみちゃん」が「ライチ姫」といっしょに登場しました!

きらりブックフェスタ2021

 

おしゃれなおとみちゃんは、子どもたちにも大人気。きらりのエントランスで、風船やステッカーを配ったり、一緒に記念写真を撮ったりしてくれました。

 

きらりブックフェスタ2021

その後は、しおり作りのコーナーにも来てくれて、自分の「しおり」も手作りしたんですよ!(写真)

 

午後のメインイベントはユニットあんてな公演!「めじろくん」。

 

きらりブックフェスタ2021

階段状の客席からも開演を待つワクワクした雰囲気がただよってます。

「めじろくん」は今年の1月にご逝去された本田誠人氏脚本の創作劇です。心温まる物語を、皆さん舞台のすぐ間近で鑑賞し、終了後は「感動しました」の声がたくさん聞こえてきました。
そして、公演終了後の楽屋では、ユニットあんてなの皆さんとおとみちゃんが記念撮影。心に残る舞台をどうもありがとうございました。

きらりブックフェスタ2021

 

 

久しぶりの「きらりブックフェスタ」には1587名の方がお越しくださいました!皆さま楽しい一日をお過ごしいただけたでしょうか?

お手伝いに来てくださいましたボランティアの皆さん、きらり応援隊の中学・高校生の皆さんありがとうございました。

11月の展示

秋の深まりとともに、美味しい食べ物を味わう楽しみが広がります。同じように、じっくりと読書を楽しみ味わうことで言葉を静かに自分の中に取り入れて、心の栄養補給をしませんか?

 

★お仕事小説
場所:インターネット横コーナー
展示期間:11月上旬~
いろいろな職業が登場!なんと、読書で職場体験ができてしまいます。さぁ、どうぞ!本の扉を開いてお仕事体験へGO!

展示1「お仕事小説」

 

★海外文学の世界
場所:インターネット横コーナー
展示期間:11月上旬~
登場人物の名前にしても、なんだか難しそうな外国文学ですが一歩踏み出すと意外にすんなりと、新しい世界の広がりを知ることになるかも・・・。

海外文学の世界

 

★ちいさいあき ふかいあき
場所:はだしのひろば
展示期間:11月上旬~
ドングリやマツボックリの図鑑を見るだけでも秋を感じることができます。秋が深まると、その先のほうに冬の入口が見つかります。それまでに小さい秋深い秋を探して存分に味わいましょう!

展示3「ちいさいあき ふかいあき」

 

★子どもたちに読んでほしい本
場所:児童ブラウジング
展示期間:11月上旬~
子どもたちの健やかな育ちに役立ててほしいため、絵本や児童図書等の出版物、演劇やミュージカルの舞台芸術、映画等の映像・メディア等の作品について厚生労働省が推薦を行っています。推薦された本を展示しています。

展示5「子どもたちに読んでほしい本」

 

★「2021」今年の漢字を大募集
場所:カウンター前
展示期間:11月上旬~下旬
今年も公益財団法人日本漢字能力検定協会より「今年の漢字」の募集が始まりました。図書館にも応募用紙を用意しています。ぜひ応募してみてください。「2021」今年の漢字を大募集

 

★追悼:山本文緒さん
場所:カウンター前
展示期間:11月上旬~
OL生活を経て1988年にジュニア小説の作家としてデビュー、「プラナリア」で直木賞を受賞した山本文緒さんが亡くなられました。

追悼:山本文緒さん

 

 

「みなみのくにの旅する絵本」

10月23日(土)に、自分の大切な絵本を旅立たせるイベント「みなみのくにの旅する絵本」が開催されました。
みなみのくにの旅する絵本

プログラム第1部は「えほん未来ラボ」代表のドンハマ★さん、こと濱崎祐一氏による講演会「『旅する絵本♡』でひとをつなぐ」でした。ずっと絵本の読みきかせを続けてこられた講師の絵本に対する愛情が伝わってきます。
みなみのくにの旅する絵本

第2部はいよいよ絵本旅立ちイベントです。
ドンハマ★さんの思いを受け継いで、宮崎で「みなみのくにの旅する絵本」をたちあげた、松田朝子氏による読み聞かせと説明を聞いているところです。

みなみのくにの旅する絵本

 

このバッグとタグ、メッセージカードをつけて絵本たちは半年間の旅に出ます。会場で、まずは最初のひとりへ思いを込めて手渡し。そのあとは…。
半年の間に絵本たちがどんな出会いをしてきてくれるのか、戻ってくるのが楽しみですね。
とても夢のあるイベントに参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました。